「ワキガの人のインナー選び」と「インナーのお手入れ」についてまとめています。
ワキガで悩まれている人は、体の臭いを気にして様々なデオドラント対策をしていると思います。
実は体から発生する臭いだけでなくインナーについてしまっている臭いがワキガの臭いを悪化させてしまう原因ともいわれています。
ワキガの臭い対策のためのインナー選びやインナーについてしまった臭いは取れるのかを紹介します。
ワキガの臭いの原因は？
ワキガの臭いはアポクリン腺という汗腺から出ています。
汗を出す汗腺は2種類あるのですがアポクリン腺から出る汗はたんぱく質や脂質、アンモニアなども含まれるので臭いが出やすい汗と言われています。
ここから分泌されている汗が多い人ほど臭いが強くなります。
さらに汗をかいたまま放置してしまうことで菌が繁殖しさらに臭いを悪化させます。
臭いを消すために様々なデオドラント商品がありますが、体に塗るだけのものだとインナーにしみついてしまった臭いは取れません。
インナーに臭いがつかない工夫もしなければいけません。
ワキガの人はインナーの素材に注意
衣類につく汗で菌が繁殖します。
素材に注意することで「臭いを緩和」させること、「菌を繁殖させないこと」は可能です。
まず、選んではいけない素材として化学繊維があります。
化学繊維はポリエステル、アクリル、レーヨン、ナイロンといった素材の事です。
スポーツインナーの中にはポリステルを使っているものがありますが、実はワキガの人にはあまりおすすめできません。
速乾性があるとべたつかないので着心地は良いのですが臭いの面が気になるため抗菌加工がされているかどうか確認する事をおすすめします。
抗菌加工されていても臭いは出ますが、菌を繁殖させないので少し抑える事ができます。
では、着用におすすめの素材は何なのでしょうか。
それは綿です。
衣類の素材では有名なものですね。
これが汗の臭いを防いでくれるのは意外だと感じる人もいるのではないでしょうか。
綿は汗を吸収しやすいだけでなく肌に優しいのでお肌が敏感な人にもおすすめです。
あとは汗をかいたらこまめにふき取るという事が一番重要になります。
臭いを発生させる菌を増やさないためです。
インナーについてしまった臭いはどうすればよい？
では、ワキガの臭いがついてしまったインナーはどうすればよいのでしょうか。
衣類を脱いだ時にとても臭いが臭かったという経験をした人もいると思います。
この臭いは洗濯で落ちないことがあります。
しっかりと臭いを取っておかないと臭いがどんどん蓄積されて着られなくなります。
もったいないですね。
洗剤を選ぶ際には酵素を配合しているものを選びましょう。
臭い菌を分解してくれると言われています。
酵素配合のアルカリ系洗剤で臭いをしっかり洗い流していきます。
洗濯機に入れる前にお風呂場で1回洗っておくと臭いが取れやすくなります。
臭いのついている衣類と他の衣類を一緒に洗濯してしまうと臭いがうつってしまう可能性があります。
臭いのついた衣類は単独で洗濯されることをおすすめします。
衣類の臭いは放置してしまうと取れにくい状態になってしまいますのでできるだけ早く洗濯されることをおすすめします。
香り付きの洗剤が流行っていますが、香り付きの洗剤はあまりおすすめできません。
ワキガの臭いと洗剤の臭いが混ざってしまうからです。
そうすると余計変な臭いになってしまう可能性があります。
臭いを消したい場合は強い臭いが付いていない洗剤を選ぶようにしましょう。
いくつか種類があるので試してみて一番良い洗剤を使いたいですね。
ワキガの人はインナー選びも注意して臭い対策をしていくようにしてみてください。
