加齢臭が気になると、どうしてもお風呂で体をしっかり洗うことや洋服をしっかり洗濯することばかりを考えてしまうのではないでしょうか。
もちろんそれらの工夫はとても大切です。
しかし、入浴や洗濯だけではなく、食べ物にも意識していかなければいけません。
ここでは加齢臭が気になる時に意識するべき食べ物について紹介していきます。
加齢臭を食べ物で防ぐためには和食!
もしも加齢臭が気になると思うならば、和食中心の生活を心がけることが大切です。
実は、食べ物は加齢臭に大きな影響を及ぼします。
加齢臭というのは体内由来のもの、皮膚面由来のもの、腸内由来のもの、と3つに分けられると言われています。
つまり、食べたものが明らかに加齢臭に影響を与えるということです。どれだけお風呂で体を洗っても、食べ物を意識しなければ意味がありません。
まず、加齢臭に影響与えやすい食材は動物性のタンパク質と脂質になります。
動物性のタンパク質はアンモニアや硫化水素になり、これが腸内体臭の元になります。
そして脂質は加齢臭や皮脂臭の原因となりますから、加齢臭に悩んでいる人は積極的に脂質の摂取を控えていかなければいけません。
だからこそ、食べ物を意識するならば和食中心の食事が重要です。
肉よりも魚、そして野菜を積極的に摂取していきましょう。
また、和食で愛される味噌汁やお豆腐など、大豆が含まれている食材も大切です。
大豆にはイソフラボンが大量に含まれており、これが加齢臭を抑制してくれます。
加齢臭を食べ物で防ぐにはビタミンCやE、カテキン
食べ物で加齢臭を抑制したいと思うなら、ビタミンCやビタミンEを積極的に摂取していかなければいけません。
これらは抗酸化物質と言われており、抗酸化物質は加齢臭を抑制してくれる役割があります。
どちらも酸化を防いでくれますのでオススメです。
特にビタミンCは体の中に蓄積できませんので、例えば1ヵ月分のビタミンCのサプリを1日で摂取したとしても何の意味もありません。
そのため、食事でこまめにビタミンCを摂取していく必要があります。
お味噌汁などにほうれん草や小松菜などの緑色野菜を積極的に加え、イチゴやオレンジ、レモンやアセロラなど、ビタミンCが含まれた果物も積極的に摂取していきましょう。
また、加齢臭というのは皮膚面由来の体臭にもなりますので、食べ物から摂取するだけではなく、例えばお風呂に入った後にビタミンCが含まれたローションでスキンケアをする、ビタミンCが含まれた美容液でマッサージする、などということも効果的です。
さらに、食事だけでは間に合わないと思ったら、ビタミンCのサプリも利用していきましょう。
サプリは値段が高いものもありますが、ビタミンCならば値段が安いものも多いですので自分のお財布事情に合わせて選ぶことが大切です。
加齢臭を食べ物で防ぐにはオリゴ糖を積極的に摂取
腸内環境を整えることで加齢臭を抑えることも可能です。
腸内には100種類、1兆を超える細菌が住み着いていると言われていますが、その中でも善玉菌というのはとても大切です。
善玉菌は腸の中で食物の消化吸収を助けてくれ、さらに腐敗を予防し、加齢臭の元となる分子の発生を抑えてくれます。
ウェルシュ菌などの悪玉菌はタンパク質を腐敗させてしまい、アンモニアや硫化水素など、有害な臭い物質を作り出してしまいます。
そのため、腸内環境のバランスが崩れてしまうと善玉菌が減ってしまい、悪玉菌が増加してしまう結果となり、そこから加齢臭が生まれる可能性もあるのです。
そのため、積極的に乳酸菌を摂取していきましょう。
善玉菌を増やすためにはヨーグルトを摂取し、乳酸菌やビフィズス菌を直接とっていくことが大切です。
ただし、ビフィズス菌は胃の中の酵素でほとんどが死んでしまうため、こまめに継続して摂取することが大切です。
オリゴ糖を摂取することも大切です。
オリゴ糖は善玉菌の餌になりますので、大豆やごぼう、アスパラガスや玉ねぎを積極的にとっていきましょう。
そしてその物質を排出させる食物繊維も忘れないようにしたいものです。