加齢臭に悩んでいる人の中には、どの石鹸を使ったら良いのか、石鹸とボディーソープのどちらが効果的なのか、と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
実は、加齢臭に悩んでいるならば固形石鹸を使った方が効果的だという調査結果も指摘されています。
ここでは加齢臭と石鹸について紹介していきます。
なぜ加齢臭に石鹸が効果的なのか
加齢臭というのは体の中でノナネールという成分が出来上がり、これが加齢臭の原因になっていると言われています。
つまり、体を洗うときにはノナネールをどれだけ分解できるかということが重要になります。
例えば、とある石鹸とボディーソープを作っている会社は、固形石鹸にはノナネールを97.3%分解できるという結果を発表しました。
それに対し、ボディーソープは93.2%しか分解できないという結果が出ており、さらに固形石鹸は成分を混ぜて固めたものであるのに対し、ボディーソープは液体にするため、水分をたくさん加えているから成分が薄くなってしまいます。
つまり、加齢臭が気になるのであればそれなりに加齢臭に対応できる成分が含まれた固形石鹸を使ったほうが、ボディーソープを使うよりも効果が期待できると言えるのです。
加齢臭に対応した石鹸なども最近は売られていますので、そのようなものを利用しましょう。
また、汗をかくことで加齢臭が分泌されることもありますので、石鹸だけ意識するのではなく、デオドラントを心がけるということも重要です。
お風呂に入ることがどれだけ大切なのか
石鹸を使うという事はお風呂に入るということです。
実は、お風呂に入るという事は加齢臭を抑制する上でとても重要です。
まず、石鹸を使ってこまめに体を丁寧に洗いましょう。
石鹸を使ってゴシゴシ洗ってはいけません。
加齢臭というのは耳や首の後ろ、背中や胸の部分から分泌されていますので、そのような場所を丁寧に洗うことが大切です。
肌を痛めるほどゴシゴシ洗う必要はありません。
また、石鹸を使って洗うだけではなく、出来る限り湯船につかるように心がけましょう。
実は、湯船につかるということで加齢臭を抑制する効果が期待できます。
だからこそ、湯船につかる習慣がある日本人はシャワーを浴びるだけの外国人に比べて、加齢臭が少ないとも言われているのです。
夏場はどうしても暑くて、シャワーだけで済ませてしまうという人もいるかもしれません。
しかし、夏場こそ汗をかき、加齢臭が出てしまいますので、夏場だからといってシャワーだけで済ませるのではなく、極力湯船につかるように心がけましょう。
加齢臭にはどのような石鹸がオススメか
最近は加齢臭に対応した石鹸やボディーソープも多く出回っているため、もしも加齢臭が気になるならばそのような対策をしている石鹸やボディーソープを選ぶことが大切です。
加齢臭を抑えるボディーソープを選びたいと思うなら、抗酸化物質が配合されているものを選びましょう。
抗酸化物質は皮脂の酸化を防いでくれるため、それによる体臭が防げます。
抗酸化物質には様々なものがありますが、ポリフェノールは特にオススメです。ポリフェノールの中でもタンニンやカテキンは効果が強いと言われていますので、多様な成分が含まれたものを選ぶと良いでしょう。
具体的には柿タンニンや茶カテキンがオススメです。
また、それ以外にもイソプロピルメチルフェノールという成分もオススメです。
これは有効成分としてしっかりと認められたものであり、むしろタンニンやカテキンより高い効果が期待できます。
さらに、甘い香りの石鹸を選ぶのではなく、できれば香りのないものや微香性ものを選ぶと良いでしょう。
彼氏をごまかすために強い香りの石鹸を選ぶ人もいますが、その匂いと体臭が混ざってしまい、さらに不快な匂いに発展してしまう可能性もあります。
特に甘い香りは加齢臭に混ざるととても不愉快な匂いになってしまいますので、もしも香りが欲しいならば柑橘系を選ぶと良いでしょう。
