「口臭の予防としてのハチミツの効果」についてまとめています。
- 口臭にハチミツが効果的な理由は?
- 口臭に効果のあるハチミツの選び方
- 口臭に効果のあるハチミツの食べ方
口臭にハチミツが効果的なことを皆さんは知っていましたか?
ハチミツは、「とある理由」から口臭に効果があります。
ですが…
ですので、今回は効果的にハチミツで口臭を予防する方法を伝授いたします。
Contents
口臭にハチミツが効果的な理由は?
ハチミツとは、ミツバチが花の蜜を集めてハチの巣に貯蔵したものです。
アカシア、レンゲ、ソバなど特定の花の蜜だけを集めたハチミツもあれば、さまざまな植物の蜜が混ざった百花蜜もあります。
ハチミツには、ブドウ糖、果糖、ビタミン、ミネラル、有機酸などさまざまな成分が含まれていて栄養価が高い食品です。
アピセラピーといって、ハチミツをはじめとしたミツバチが作り出したものを利用した療法も存在します。
ハチミツには腸内環境を整える働きなども期待できます。
そして、口臭にハチミツが効果的な理由としては、ハチミツに含まれる「オリゴ糖」とハチミツが持つ「殺菌作用」にあります。
ハチミツのオリゴ糖が善玉菌を元気に
ハチミツには、オリゴ糖やグルコン酸が含まれています。
オリゴ糖の中には人間が持っている消化酵素では消化されにくいのもがあり、大腸にまで到達します。
大腸に到達したオリゴ糖は善玉菌のエサになります。
それによって…
善玉菌が元気になることで悪玉菌が減少し、悪玉菌が作り出す臭い物質の減少が期待できます。
臭い物質が減少すれば、口臭予防につながります。
ハチミツは殺菌作用をもつ
ハチミツには殺菌作用があります。
口腔内の細菌を抑制することも期待できます。
ハチミツは虫歯になりにくい甘味です。
ハチミツを配合した歯磨き粉も販売されています。
このように、ハチミツは体の中と口の中に働きかけてくれて、口臭予防に役立つことが期待できます。
口臭に効果のあるハチミツの選び方
口臭予防のためには、ハチミツの選び方に気をつける必要があります。
スーパーに行くと500g入りで数百円程度のハチミツが販売されていますが…
現在、日本で販売されている多くのハチミツは中国産です。
ミツバチが集めた花の蜜は、ハチの巣の中でミツバチが羽で風を送って乾かし、濃縮をして貯蔵されます。
中国ではミツバチがハチミツに風を送って濃縮する前にハチミツを収穫してしまうため、水分が多いシャバシャバな状態です。
日本には水分が20%以下のハチミツしか輸入できないので、中国国内で高温加熱をして水分が飛ばされます。
ハチミツに含まれる成分は10℃で加熱をすると10%ほど減少をするといわれています。
高温加熱をしたものでは、ハチミツに含まれる成分がほとんど壊れてしまっている可能性があります。
このようなハチミツでは、ハチミツのよい影響は期待できません。
では、どのように選んだらいいのでしょうか。
大切なことの一つが「生」のハチミツか?ということです。
国産のハチミツであれば間違いないです。
生のハチミツであるか判断は難しいのですが、養蜂家の方から直接購入すると信頼できるハチミツを手に入れられることでしょう。
通販やハチミツ専門店でも生のハチミツを販売していることがあります。
口臭に効果があるハチミツを食べ方は?
良質なハチミツを手に入れたら、いざ食べてみましょう。
そんな、ハチミツを食べるタイミングは…
「歯磨きの後に食べたら虫歯になるのでは?」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、大丈夫です。
確かに、寝ている間は唾液の分泌量が減るので細菌が増殖して口臭の原因となりやすいです。
しかし、先ほど紹介しましたとおりハチミツには殺菌作用があります。
寝ている間に口の中を殺菌してくれています。
また、虫歯の原因となるミュータンス菌にも効果があります。
それによって、歯磨き後に食べても虫歯にはなりずらいのです。
ですが、ハチミツをあまり大量に食べてしまうとさすがに虫歯になる可能性があるので…
食べる量は、少量にすることをお勧めします。
まとめ
- ハチミツは善玉菌を元気にする
- ハチミツには殺菌作用がある
- ハチミツを選ぶポイントは非加熱(生)かどうか
- ハチミツを食べるタイミングは寝る前
- ハチミツを食べる量は少量
いかがでしたでしょうか?
口臭対策となるハチミツの可能性に触れてることができましたか?
ハチミツは、口臭以外にも「美肌」「整腸」といったものにも効果がありますし。
また、ハチミツを利用した口臭対策は、
「歯磨き後の寝る前にハチミツを少量食べるだけ」
という非常に簡単な方法で、非常に続けやすいと思います。
是非皆さんもお試しください。