多くの家庭に常備されていると思われるオロナインはいろいろな用途で使うことができます。
そして、このオロナインというのは実はワキガにも効果があるということが言われているのです。
ワキガの臭いを和らげる効果があるという声が実際あるわけですが、その効果の真偽はどうなのか?本当にそんな効果があるのか?ワキガの人は気になっているはずです。
かなり身近な存在なので、オロナインで効果があるならすぐにでも使ってみたいと考える人は多いでしょうし、ワキガとオロナインの効果の関係に関して知っておくと良いです。
ワキガにオロナインの効果は一応存在する
オロナインというのはその効果の範囲が非常に広いのですが、その中の1つに殺菌作用があります。
殺菌作用というのは非常に重要なもので、これが実際にワキガに対して効果をもたらしていきます。
ワキガの原因というのは、脇の周りに存在している雑菌が大きく関係しています。
脇の周りに溜まった皮脂などをこの雑菌が分解するという状況が臭いを発生させる原因となっており、その雑菌の働きを弱めることができれば、臭いが発生しづらくなるのです。
だから、オロナインの殺菌効果で雑菌の働きを弱めれば臭いが生じづらくなるということで、ワキガの臭いを感じづらくなります。
オロナインを使ったワキガ対策は長時間は使えない
オロナインを使うとワキガの臭いにちゃんと効果を発揮することになります。
ただ、問題と言えるのはこの対策というのは長時間効果を持続させることが困難ということなのです。
だから、オロナインを使用して一時的にワキガの臭いが薄まった、消えたとしてもすぐに効果が切れることになります。
というのも、殺菌効果それ自体が長時間続かないので、頑張って2時間程度だと思っておきましょう。
つまり、2時間程度経ってしまうと、雑菌が多く脇の周辺に現れて活動を始めるということになるわけです。
だから、オロナインを使うと臭いに対して効果はちゃんとあると言えるものの、その持続力に関しては欠点を持っているので、その点は認識しておかないといけません。
つまり、外出先などでオロナインを利用するならば、外に持っていき、外出先でも定期的に使っていくということがどうしても必要なのです。
トイレなどでオロナインを脇に塗ってということを繰り返していくと、結果的に長時間効果を持続させやすくなりますが、手間は相当かかるのです。
だから、効果があるといっても、デメリットも抱えた方法であることは理解しておかないといけません。
オロナインを使うと臭いが酷くなるケースも稀にある
殺菌作用があるので、オロナインを使うとワキガの臭いに効果を発揮するというのが一般的な状況です。
しかし、稀に逆に臭いがきつくなるということもあるので、その点を知っておくべきです。
オロナインを使ったことがある人は分かっていると思いますが、オロナイン自体に臭いがついています。
この臭いがワキガの臭いと混じると、ワキガ単体の臭いよりも強烈なものとなるケースが実際報告されているのです。
理論上では、殺菌作用によって臭いが薄まるはずではあるものの、何らかの理由で殺菌作用が働いていない可能性も考えられます。
こういうケースはそんなに多く発生するとは言えないものの、可能性としては考慮しておくべきです。
オロナインを使用して臭いが逆にきつくなれば、さすがに自分で判断できるでしょうし、そのときにはすぐに使用をやめた方が良いです。
合わない人がいるということは事実としてあるので、そういったときには別のワキガ対策を実施していくということも必要ですし、臨機応変に対応をするということも頭にきちんと入れておきましょう。