ワキガの人が香水をつければ、香水のよい香りがワキガをマスキングしてくれそうです。
しかし、香水をつけたことによって反っておかしな臭いがしてしまった方もいるのではないでしょうか。
ワキガで悩む人が香水をつけるときには、香水の選び方やつける場所にポイントがあります。
では、どのように香水を使ったらよいのでしょうか。
Contents
香水でワキガを隠せる?
日本でも香水をつける人が増えていますが、日本人に比べると欧米人の方が香水をつけている方が多いようです。
欧米人は体臭が強く、その臭いと香水の臭いがミックスすることで自分独自の香りを作っていました。
ワキガの人が香水をつけると、ワキガの臭いと香水が混ざり合い、反って不快な臭いになってしまうことがあります。
これは、自分にあった香水でなかったり、つける量や場所が間違っているからです。
欧米人の例のように自分にあった香水ならワキガをうまく隠すことができるのです。
ワキガを抑えるためには、体を清潔に洗ったり生活習慣に気をつけたりすることも大切ですが、香水もワキガの軽減に役立ちます。
香水の選び方
香水を使ってワキガを隠すためには、香水の選び方が重要です。まずは、香水の基本を押さえておきましょう。
香水は3種類の香りで構成されています。
つけてから10分ほどくらいまではトップノートが香ります。
その後に約30分から3時間ほどミドルノートが香り、最後にラストノートが香ります。
ラストノートの香りは長く続き、香水をつけてから12時間ほど持続します。
時間差で香ってくるので直感だけで選ぶのではなく、どのような香りの組み合わせなのか考えて選ぶことが大切です。
これら3つの香りを組み合わせて、シトラス系、フローラル系、オリエンタル系、グリーン系などの香水が作られます。
ワキガの人におすすめの香りはグリーン系です。
グリーン系の香りとは、植物の葉や茎を折ったときのみずみずしく爽やかな香りをイメージしたものです。
ワキガはたタマネギが腐ったようなツンとした臭いが特徴で、この臭いに爽やかなグリーン系が合います。
おすすめできない香りはフローラル系です。
フローラル系の香りは甘いものが多く、ツンとしたワキガと香水の甘い香りが混ざるとおかしな臭いになってしまうことがあります。
そうはいっても嫌いな香りをつけていても楽しくないので、香りを確かめて自分好み物のを探してみてください。
香水をつける場所
香水をつけるおすすめの場所は、耳の後ろ、腕の内側、手首、お腹です。
香水は温度が高いほどよく香り、つける場所によって香り方が違います。
耳の後ろは体温が高い場所で、ほんのりとした香りが長く続きます。
腕の内側や手首はよく動かす部位なので、周りに香りが広がります。
手首は血管が集まっている部位なので香りが強くでてきます。
服でこすれて香りがなくなってしまいやすい部位でもあるので、こまめにつけ直すとよいでしょう。
お腹につけると体臭と混ざった香りが広がります。
体の中心部分であり、体全体から香るように感じられます。
香水は体臭と混ざりあって香るので、汗を多くかく部位や体臭が強い部位につけると、香水そのものの香りが変わってしまうことがあります。
汗をかきやすい脇や皮脂の多い部位、血管から遠い部位はおすすめできません。
また、香水をつける際には汗をしっかりと拭き取って肌を清潔にしておきましょう。
強くこすらず、優しくトントンと叩くようにします。
香水の種類にもよりますが、つけるタイミングは人と会う30分前くらいがおすすめです
人と会うころにはミドルノートが香りはじめています。
小さなボトル入りのものだと外出先でも香水を楽しむことができます。