ミドル脂臭の対策

ミドル脂臭のためのシャンプーの効果的な選び方と使い方!シャンプーでミドル脂臭を消す手順を紹介!

ミドル脂臭は後頭部から発生しやしい臭いです。

そのため、対策は主にシャンプーで行いますが、その選び方や使い方が重要です。

では、どのようなシャンプーを選び、どのような使い方をすればよいのでしょうか。

ミドル脂臭とは?

ミドル脂臭は40代ころから気になり始める臭いです。

加齢臭と間違われることがありますが、加齢臭は50代ころから発生しやすい臭いで、ロウソクや古本のような臭いが特徴です。

加齢臭の原因物質はノネナールで、この物質はパルミトレイン酸や過酸化脂質によって皮脂が酸化をして発生をします。

一方ミドル脂臭は40代ころから気になることが多く、油っぽい臭いが特徴です。

ジアセチルという物質が原因で、この物質は汗に含まれる乳酸が皮膚に棲みつくブドウ球菌によって代謝・分解されて発生をします。

ジアセチルはノネナールよりも強烈な臭いがします。

酢のツンとした臭いを不快に感じることがありますが、酢の主成分の酢酸の100分の1でも感じ取ることができます。それだけ強い臭いなのです。

ミドル脂臭が発生しやすい部位は後頭部です。

ヤング世代といわれるころは皮脂は比較的さらっとしているのですが、ミドル世代になると皮脂がどろっとしてきます。

さらっとしていれば流れてしまいますが、ドロッとした皮脂は頭皮にとどまりやすく、細菌によって代謝・分解されてしまいます。

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ミドル脂臭対策のシャンプーの選び方

ミドル脂臭の原因となるジアセチルは強烈な臭いで、さらに年齢を重ねると皮脂がどろっとして頭皮にとどまりやすくなるので、しっかり落とすためにシャンプーの選び方が重要です。

ジアセチルが発生する原因は、汗に含まれる乳酸が皮膚に棲みつくブドウ球菌にょって分解されることです。

そのため、原因菌を殺菌したり代謝を抑える成分を配合したシャンプーを選びます。

製品の説明に「ミドル脂臭対策」などと書かれています。

このような表示を目安に選ぶとよいでしょう。

汚れ落ちのよさも重要です。

どろっとした皮脂は落としにくいため、それなりの洗浄力が必要になります。

しかし、洗浄力が高すぎると頭皮の健康を守っている潤いまで落とされてしまったり、頭皮に負担をかけることになります。

そして、頭皮のかゆみやフケなど新たな悩みを発生させてしまいかねません。

洗浄力の高さも大切ですが、頭皮への優しさも考えて選びましょう。

保湿成分を配合しているシャンプーだと、洗いあがりの頭皮のカサツキを防いでくれます。

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ミドル脂臭を流すシャンプーの使い方

ミドル脂臭対策用のシャンプーを選んでも、使い方が雑ではシャンプーの力が十分に発揮されません。そのため、シャンプーの使い方も意識しましょう。

ブラッシング

髪を洗う前にブラッシングをして簡単な汚れを落とします。

ホコリなどはブラッシングで落とすことができ、あらかじめ落としておくことでシャンプーをしやすくなります。

お湯洗髪

お湯を髪と頭皮に万遍なくかけます。

髪だけでなく頭皮全体にお湯がかかるように意識してください。

お湯で洗うだけでも汗やホコリなど簡単な汚れを落とすことができ、シャンプーの泡立ちがよくなります。

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泡立てる

シャンプーをいきなり頭皮につけるのではなく、手のひらで泡立ててから頭皮にのせます。

シャンプーの使用量が少ないと洗浄力が十分に発揮されず、多すぎると洗い流しが大変になるので、製品に記載されている適量を守って使うようにします。

頭を洗う

泡立てたシャンプーを頭皮にのせたら、髪の生え際や頭頂まで万遍なく洗います。

ミドル脂臭が発生しやすいのは後頭部なので、後頭部は特に丁寧に洗いましょう。

しっかり洗うためにゴシゴシこすりたくなりますが、強い力でこすったり、爪を立てて洗うと頭皮を傷つけてしまうので、指の腹でマッサージをするように洗います。

指の腹で頭皮をなでるようなイメージを持って洗っていきましょう。

髪を洗うのではなく頭皮を洗うように意識をしてください。

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洗い流す

シャンプーの泡を洗い流します。

泡が残ってしまうと洗浄成分の影響で頭皮が負担を受けるので、洗い残しがないようにしっかりとすすぎます。

髪の生え際は洗い流しを忘れやすいので気をつけてください。

洗い流す際も力を加えないようにします。指の腹を使ってマッサージするように洗い流します。

2度洗い

しっかり洗えていないと思うときには2度洗いをします。

一度に使うシャンプーの量を増やすよりも、2度洗いをした方が汚れ落ちがよいです。

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乾かす

洗い終わったらしっかりと乾かします。

濡れたままでは雑菌が繁殖して蒸れた臭いがしてしまうので、乾いた清潔なタオルで水気を拭き取ってから、ドライヤーを使って乾かしてください。

頭皮や髪を傷つけないように、少し離してドライヤーの風を当てます。

1日に洗う回数は?

1日に洗う回数は1回で十分です。

何度も洗っていると頭皮の潤いが失われてしまい、頭皮のカサツキやフケの原因になります。

シャンプーをしても臭いが気になる場合は、何度も洗うのではなくデオドランド製品などで対策をするとよいでしょう。